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「海事施設等見学研修」事業

東京港は、日本の首都東京の海の玄関であり、人口3,000万人に及ぶ巨大な消費生産地帯の首都圏を背後にする日本を代表する港です。
殊に、東京の都市活動に必要な物資のうち約3分の1は、東京港を経由して搬出入されています。
江戸時代から盛んに行われてきた国内交易はもち論、外国貿易においても、ニューヨーク、ロッテルダムなどを始めとして、世界の主要港を結ぶコンテナ定期航路をもちわが国を代表する港が、東京港であります。
このように、東京港が果たしている役割は、国際貿易や都民生活に大きな貢献をしています。
この東京港の理状や港のはたらきを紹介し、社会科教育の一助になればと存じ、今年も東京港見学研修事業を計画いたしました。
なお、この事業は、モーターボート競走公益資金による日本財団の補助事業として実施しますので、見学用に使用する船の乗船料と船の科学館の入館料は無料になります。

●事業の内容

(1)集合場所 日の出埠頭海上バス乗り場、または船の科学館
(2)見学する施設
東京港関係施設等
黒船施設(岸壁、埠頭、浮標など)
保管施設(上屋、倉庫など)
荷役状況(木材、砂糖、コンテナなど)
入出港船舶(コンテナ船、カーフェリー、ローロー船など)
船の科学館
東京港ウォーターフロントの中心に位置する船の科学館は、わが国唯一の船と海に関する総合博物館として、海や船に関する理解を深めるためにつくられた施設で、館内には船の模型、海洋間死、海の安全に関する資料などが展示されています。
また、地上70mの展望塔からは、首都圏の産業をになう東京港の施設や、行き交う船はもちろん、羽田空港、東京タワー、臨海副都心などが手にとるように見えます。
なお、船の科学館についての詳しいお問い合わせは
船の科学館 業務課TEL03(5500)1111まで

 

 

 

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